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情報処理過去問

システム保守

初級シスアド 平成16年度秋 午前問46

全国に分散しているシステムの保守に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 故障発生時に遠隔保守を実施することによって、MTTRは長くなる。
イ 故障発生時に行う臨時保守によって、MTTRは短くなる。
ウ 保守センタを1か所集中から分散配置に変えることによって、MTTRは短くなる。
エ 予防保守を実施することによって、MTTRは短くなる。

解答・解説

MTTRとは、平均修理時間のことで、システムが故障してから復旧するまでの平均時間です。MTTRが短いほど復旧までの時間が短くなり、保守性の高いシステムといえます。

ア 遠隔保守を実施すれば、保守員が故障システムに駆けつける必要がなくなりますので、復旧までの時間が短くなります。遠隔保守を実施すればMTTRは短くなります。

イ 故障発生時に臨時保守を行えば、そのときの修理時間は短くできます。しかし、臨時措置のためにMTTRが短くなるとはいえません。

ウ 保守センタを分散配置にすることで、保守員が故障システムへすぐに駆けつけて修理できますので、復旧までの時間が短くなります。一方、1か所集中では、故障システムが遠距離にあるときにすぐに修理できず復旧までの時間が長くなります。保守センタを分散配置することでMTTRは短くなります。

エ 予防保守を実施することで、システムが故障するまでの平均時間を長くできます。しかし修理に必要な時間に変わりはありません。つまり、予防保守を実施することで、平均故障間隔(MTBF)は長くなりますが、MTTRに変わりはありません。

解答は「ウ」です。
システムの保守に関する問題は、MTTRとMTBFを踏まえて解きましょう。

2005年03月25日 00:07
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