初級シスアド 平成16年度秋 午前問70
二つの管理図は、工場内の製造ラインA、Bで生産された製品の、製造日ごとの品質特性値を示している。製造ラインA、Bへの対応のうち、適切なものはどれか。

ア ラインAは、ラインBより値のばらつきが大きいので、原因の究明を行う。
イ ラインA、Bとも値が管理限界内に収まっているので、このまましばらく様子をみる。
ウ ラインA、Bとも値が基準値から外れているので、原因の究明を行う。
エ ラインBは、値が継続して増加傾向にあるので、原因の究明を行う。
解答・解説
管理図とは、工程が安定に運用されているかどうかを管理するための図です。
測定データの平均値を中心線とし、管理限界の上限を上方管理限界、下限を下方管理限界と定めて、測定データをプロットしてできる折れ線グラフが管理図です。
工程が安定していれば、測定データは管理限界内で不規則に推移しますが、異常がある場合は管理限界外に現れたり、推移に偏りがみられます。管理図を用いることで品質不良や工程の異常を管理できます。
ラインAとBについては、
- ラインA
- ラインAはばらつきが大きいですが、管理限界内で不規則に推移していますので、問題はありません。
- ラインB
- ラインBは管理限界内に収まっていますが、増加傾向にあるので、原因の究明を行うべきです。
解答は「エ」になります。
管理図で異常と考えられるのは、
- 管理限界外にデータが現れている
- 折れ線が上昇もしくは下降傾向にある
ときです。
2005年05月29日 13:49

