初級シスアド 平成17年度春 午前問62
事業を図のa~dに分類した場合、cに該当するものはどれか。
高┏━━━━┳━━━━┓ ↑┃ ┃ ┃ 市│┃ a ┃ b ┃ 場│┃ ┃ ┃ 成│┣━━━━╋━━━━┫ 長│┃ ┃ ┃ 率│┃ c ┃ d ┃ │┃ ┃ ┃ 低┗━━━━┻━━━━┛ 小────────→大 市場占有率
ア 現在は大きな資金の流入をもたらしているが、同時に将来にわたって資金の投下も必要としている事業
イ 現在は資金の主たる供給者の機能を果たしているが、新たに資金を投下すべき事業ではない事業
ウ 事業として成長させる資金投資は必要性が低く、将来的には撤退を考えざるを得ない事業
エ 事業としての魅力はあるが、資金投下を必要としており、将来の資金供給者になる可能性のある事業
解答・解説
企業は効率的に経営資源を配分するために、市場成長率と市場占有率の二つの指標を用いてマトリクス化し現有製品と事業ラインをマトリクス上にプロットしたものをPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)といいます。
PPMでは市場成長率と市場占有率の二軸、四事象を用いて重点分野と撤退分野を選別します。四事象には、花形製品、金のなる木、問題児、負け犬があります。
高┏━━━━┳━━━━┓ ↑┃ ┃ ┃ 市│┃ 問題児 ┃花形製品┃ 場│┃ ┃ ┃ 成│┣━━━━╋━━━━┫ 長│┃ ┃ ┃ 率│┃ 負け犬 ┃金のなる┃ │┃ ┃ 木 ┃ 低┗━━━━┻━━━━┛ 小────────→大 市場占有率
花形製品(ア)
市場占有率が高いので大きな資金の流入をもたらしています。しかし同時に市場成長率も高いので、競争が激しく将来にわたって資金の投下も必要になります。
金のなる木(イ)
市場占有率が高いので大きな資金の流入をもたらします。しかし市場成長率は低いので新たに資金の投下を必要としません。
負け犬(ウ)
市場占有率、市場成長率ともに低いため、資金の流入は小さく、投資の必要性も低いです。将来的に撤退を検討すべきです。
問題児(エ)
市場成長率が高いので事業としての魅力はありますが、その分資金投下の必要性も高いです。しかし市場占有率は低いので資金の流入は小さいです。
解答は「ウ」になります。
2006年02月03日 02:39

