初級シスアド 平成17年度春 午前問76
企業間ネットワークで利用されているEDIに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア EDIにおける当事者間の取決めには、情報伝達規約、情報表現規約、情報運用規約、情報基本規約の四つがある。
イ EDIの一つとして、注文書をファックスで受け付け、OCR変換することによって入力処理を効率化する形態がある。
ウ EDIの標準化は、全国銀行協会連合会が中心となって進めており、その他の業界を統合する活動を展開している。
エ EDIの利点は、発注済データの修正が容易に行えるので、余剰在庫の減少、在庫コストの削減が可能になることである。
解答・解説
ア EDIの規格は四つのレベルから構成されており、下位の規約から、情報伝達規約、情報表現規約、情報運用規約、情報基本規約で構成されます。
情報伝達規約は、ネットワークや伝送手順などを定義し、情報表現規約は、EDIデータを理解できるようにするための取り決めです。
情報運用規約では、業務の運用時間、障害対策といったシステム運用に関することが定義されており、情報基本規約は、EDIの取引業務における契約に関することを取り決めています。
イ EDIでは、電子データを交換により実現します。注文書をファックスで受け付けているので、EDIとはいえません。
ウ 業界ごとに取引形態が異なりますので、EDIの標準化も業界ごとに進められています。
たとえば、銀行業界では「全銀手順」、流通業界では「JCA手順」、物流業界では「JTRN」、各種業界では「CII標準」などがあります。
エ EDIの利点は、取引情報の伝達が迅速かつ正確になることです。
解答は「ア」になります。
2006年03月05日 00:07

