ファイルのフラグメンテーション発生時の状況と対策に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 同時にアクセスするファイル数が多くなり、磁気ディスクのシーク動作に時間がかかるようになってファイルのアクセス効率が低下している。対策として、同時にアクセスするファイルを磁気ディスク内で近接させて配置する。
イ ファイル削除時に、対象ファイルを一時的に保存しておくごみ箱が満杯になり、新たなファイルの作成や削除のたびに、ごみ箱内の古いファイルを物理的に消去したので、アクセス効率が低下している。対策として、ごみ箱内のファイルをまとめて消去する。
ウ ファイル作成時に、一つの連続領域でなく、小さく分断された領域が割り当てられたので、ファイルのアクセス効率が低下している。対策として、ファイルや空きを連続した領域に割り当て直す。
エ ファイルのデータ領域は十分であるが、ファイルの管理領域が不足した状態になり、ファイル作成時にこの管理領域確保のために時間を要するようになっている。対策として、複数ファイルを一つにまとめるか、管理領域を拡大する。
▼フラグメンテーションとは?
データの記録と消去を繰り返すと、ハードディスク内でファイルの配置が断片化し、連続した空き領域が少なくなります。この現象をフラグメンテーションといいます。
▼フラグメンテーションが発生するとどうなるの?
フラグメンテーションが発生すると、1つのファイルが複数の空き領域に分割して記録されるので、OSやハードディスクの処理速度が遅くなります。
▼フラグメンテーションを対策するには?
フラグメンテーションを解消するには、デフラグメンテーションソフトウェアやオプティマイザと呼ばれる最適化ソフトウェアを実行して断片化をなくす必要があります。
解答は「ウ」になります。
ファイル作成時に、一つの連続領域でなく、小さく分断された領域が割り当てられたので、ファイルのアクセス効率が低下し、OSやハードディスクの処理速度が遅くなります。対策として、最適化ソフトウェアを実行して、ファイルや空きを連続した領域に割り当て直します。

