初級シスアド 平成17年度秋 午前問15
2台の処理装置からなるシステムがある。少なくともいずれか一方が正常に稼働すればよいときの稼働率と、2台とも正常に動作しなければならないときの稼働率の差は幾らか。ここで、処理装置の稼働率はいずれも0.9とし、処理装置以外の要因は考慮しないものとする。
ア 0.09
イ 0.10
ウ 0.18
エ 0.19
解答・解説
「少なくともいずれか一方が正常に稼動すればよいとき」の稼働率は、並列システムと考えることができますので、並列システム全体の稼働率は、
並列システム全体の稼働率=1-(1-0.9)×(1-0.9)=0.99
一方、「2台とも正常に動作しなければならないとき」の稼働率は、直列システムと考えることができますので、直列システム全体の稼働率は、
直列システム全体の稼働率=0.9×0.9=0.81
よって、「少なくともいずれか一方が正常に稼働すればよいときの稼働率」と、「2台とも正常に動作しなければならないときの稼働率」の差は
0.99-0.81=0.18
解答は「ウ」になります。
稼働率Aと稼働率Bの装置があるとき、システム全体の稼働率は、
■直列システムのとき
┌───┐ ┌───┐
─┤ A ├─┤ B ├─
└───┘ └───┘
稼働率=稼働率A×稼働率B■並列システムのとき
┌───┐
┌┤ A ├┐
│└───┘│
──┤ ├──
│┌───┐│
└┤ B ├┘
└───┘
稼働率=1-(1-稼働率A)×(1-稼働率B)で計算できます。この2つの式は必ず覚えましょう。
(本問は稼働率A、Bとも0.9で計算します)
2006年04月04日 00:02

